専門療法等

 あさひ学園は、専門療法士(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士、音楽療法士)が、非常勤講師として在籍しています。
 各専門療法の先生と各クラスのスタッフ(保育士等)が一緒に話し合い、日々の療育(発達支援)内容を作っています。
 専門療法士による「保護者向け学習会」(各療法につき年1回ずつ)を開催しています。

理学療法

頬をマッサージする男の子 ●対象:毎日組(ひよこ組)【毎月1回】、あすなろ教室(りすグループ)【毎月1回】
■理学療法とは・・・身体の大きな動きや動かしにくい部位に対して、主としてその基本的動作能力の回復を図ることをいいます。
 ※基本動作:寝返り、座位、立位、歩行、移動動作等。
★一人ひとりの成長や発達の過程をクラスのスタッフと一緒に確認をしながら、園での発達支援や生活場面で、基本動作を用いながら子育てができるようアドバイスをいただきます。

作業療法

みんなの広場
●対象:毎日組【毎月1回】、あすなろ教室(りすグループ以外)【年3回ずつ】
■作業療法とは・・・より細やかで応用的な日常動作を行うための身体や手指の使い方等について、環境作りやアプローチ方法の工夫を含めて取り組むことです。
 ※作業:あらゆる動作を生活行為と捉えて、それらを行うのに必要な心身の活動のこと。
★生活の中で、子どもたちの苦手なこと(身体の使い方や道具の使い方、遊び方、関わり方等)に対して、どのような視点からどのようにサポートをするといいのかをクラスのスタッフと一緒に考えながら、アドバイスをいただきます。園内の[みんなの広場]で、しっかりと手や足、身体を使いみんなと一緒に遊びます。「運動」や「遊び」を通じ、色々な感覚を体験します。

言語相談

お絵描きをする男の子
●対象:希望される方(1枠2時間程度)
 ※毎日組とあすなろ教室のどちらのお子さんも、利用することができます。
■言語療法とは・・・あさひ学園では、言語聴覚士による発達検査(新版K式)を行うことで、改めて子どもの姿をきめ細やかに捉えていただいています。
★言葉のことだけではなく、園での発達支援やご家庭での子育てに役立つ相談が行えます(クラスのスタッフも同席させていただいています)。
 ※あさひ学園では、個別の言語訓練はありません。発達検査は、午前と午後に1枠ずつあります。
 ※あさひ学園の卒園児やあさひ学園に通われたことのないお子さんも、相談内容によりご利用いただけます。

心理

友達を励ます女の子
●対象:希望される方(1枠30分程度)
 ※毎日組とあすなろ教室のどちらの保護者の方も、利用することができます。
■相談内容は、保護者の方の「聞いて欲しいこと」「話したいこと」なんでも大丈夫です。一緒に考えたり、アドバイスをいただけたりする場となっています。
★月に数回来園されています。園内では、保護者の方との個別面談が主となっていますが、各クラスに入って子どもたちの様子を見たり、一緒に活動に参加いただいたりもしています。 お子さんのこと、保護者の方のこと、ご家族のこと、今後のこと等、その時に気になっていることをお話できます。

音楽療法

ダンスをする園児
●対象:毎日組【毎月1回】(各クラス1セッション40分間)
■音楽療法とは・・・音楽を媒体として療育(発達支援)等を促す方法です。音楽は非言語的なコミュニケーションをとりやすく、年齢や国籍、支援の必要に関わらず活動することができます。音楽の時間を楽しみながら、様々な関わりと支援を行うことをいいます。
★子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切に、子どものもつ力を引き出せるようなグループセッションを行っていただいています。

嘱託医

椅子に座った医師

●内科:しんばらこどもクリニック
●歯科:塚原歯科 による健診があります。