あさひ学園の療育(発達支援)について
方針 | ・私たちは、子ども一人ひとりの「発達・障害・生活」に視点をあて、子どもの姿について保護者の方と一緒に考えます。 ・私たちは、いつも子どもたちのそばに信頼できる大人(保護者の方)がいてくれることで、「安心」できる環境(小集団)を作り、子ども一人ひとりが主人公として活き活きと生活できること、そして楽しく遊び、人と関わる力を育めるよう、常に創意工夫を積み重ね支援します。 ・私たちは、ご家族の生活を知り、共感して、共に子育てに向き合うことで、ご家族があらためて育児を楽しみ、住み慣れた地域で安心して生活できるよう応援します。 |
療育のねらい | ・生活リズムを整えて、発達の土台となる健康な身体を作ろう。 ・毎日、同じ日課を繰り返し過ごすことで、見通す力を培い、期待を感じて生活しよう。 ・お母さん(お父さんや保護者の方)がそばにいる安心感の中で、「自分でやってみよう」とする気持ちを膨らまそう。 ・親子で取り組む活動をたくさん体験して、お母さん(お父さんや保護者の方)と遊ぶ楽しさやお母さん(お父さんや保護者の方)以外の大人とも関わり、それを楽しいと感じられる経験をしよう。 ・大人に気持ちを代弁してもらうことで、共感の場面をたくさん味わおう。 ・「伝わった」「もっと伝えたい」という思いから、言葉等で気持ちを表現する方法を拡げよう。 |
療育計画 | ・保護者の方と一緒に「個別支援計画書」を作成して、日々の活動のねらいや取り組み方法等を共有します。 ・半期に一度、「個別支援計画書」を基に保護者の方と一緒に子どもの姿や取り組み方等を振り返り、見直します。 |
相談活動 | ・子育てや発達について心配なこと等の相談をお受けしています。 ※相談内容により、発達検査や医療機関への紹介等も行います。 ・就園や就学等については、専門職や専門機関とも連携しています。 ※あさひ学園の卒園児やあさひ学園に通ったことのないお子さんの相談もお受けしています。 |
乳幼児期(0歳~3歳)に取り組む「親子での療育(発達支援)」について
子どもは、大人(保護者の方)がそばにいるという安心感の中で、子どもにとってわかりやすい環境が作られ、様々な経験が積めることは、子どもの「やってみよう」「自分でできる」「ほら、できたよ。見て!」という気持ちを育み、心身の成長や発達を拡げやすくします。
あさひ学園の親子療育では、子どもたちが楽しくてとびきりの笑顔になる時、思いと異なることが起きてかんしゃくを起こす時、気持ちが向かなくて活動に取り組めない時等、子どもたちが嬉しいと思ったり困ったりしている場面で、大人(保護者の方)が一緒に同じタイミングで気持ちを共有することは、子どもと深くつながる時間として、最も大切にしていることのひとつです。
子どもの集団生活に大人(保護者の方)が一緒に参加することは、子どもの成功体験だけではなく上手くいかなかった体験も含めて、その状況と合わせて大人(保護者の方)が子どものことを「わかる」経験を積むことになります。その積み重ねは、子どものことをじっくりと理解して、子どもを「支える力」として蓄えられていくと考えます。
それは、大人(保護者の方)にとって、子どもの心配ごとや悩みを一人で抱え込むのではなく、子どもを取り巻く関係機関と協力したり、みんなで子どもを育てていくという大事な意識や感覚をもてたりすることにつながります。延いては、大人(保護者の方)から、子どもに関わる専門職や支援者につながれる力になるのです。
あさひ学園において、日々、親子で培ってきた生活や遊びについての経験(具体的な方法等)を次のライフステージ(就園先等)にきちんと伝えられることは、これから先、子どもたちがどのような場所で、どのような人たちの中で過ごすことになったとしても、それまでと同じような環境や関わられ方が保障されることにつながり、子どもにとっては「切れ目のない支援」が受けやすくなります。そのことは、ご家族にとっても大きな安心であり、強みとなります。子どものライフステージが年々変化しても、このような情報共有のやりとりが継続されるよう、この時期に親子で通う療育を経験することは、その礎になると考えています。
あさひ学園の親子療育では、子どもたちが楽しくてとびきりの笑顔になる時、思いと異なることが起きてかんしゃくを起こす時、気持ちが向かなくて活動に取り組めない時等、子どもたちが嬉しいと思ったり困ったりしている場面で、大人(保護者の方)が一緒に同じタイミングで気持ちを共有することは、子どもと深くつながる時間として、最も大切にしていることのひとつです。
子どもの集団生活に大人(保護者の方)が一緒に参加することは、子どもの成功体験だけではなく上手くいかなかった体験も含めて、その状況と合わせて大人(保護者の方)が子どものことを「わかる」経験を積むことになります。その積み重ねは、子どものことをじっくりと理解して、子どもを「支える力」として蓄えられていくと考えます。
それは、大人(保護者の方)にとって、子どもの心配ごとや悩みを一人で抱え込むのではなく、子どもを取り巻く関係機関と協力したり、みんなで子どもを育てていくという大事な意識や感覚をもてたりすることにつながります。延いては、大人(保護者の方)から、子どもに関わる専門職や支援者につながれる力になるのです。
あさひ学園において、日々、親子で培ってきた生活や遊びについての経験(具体的な方法等)を次のライフステージ(就園先等)にきちんと伝えられることは、これから先、子どもたちがどのような場所で、どのような人たちの中で過ごすことになったとしても、それまでと同じような環境や関わられ方が保障されることにつながり、子どもにとっては「切れ目のない支援」が受けやすくなります。そのことは、ご家族にとっても大きな安心であり、強みとなります。子どものライフステージが年々変化しても、このような情報共有のやりとりが継続されるよう、この時期に親子で通う療育を経験することは、その礎になると考えています。
あさひ学園が大切にしていること
★1)「安心・安全な発達支援環境」
常に清潔感のある施設管理、充実した感染症対策、衛生管理に努めます。
★2)「小牧市の早期療育の拠点」
約半世紀に渡り培ってきた実績と経験値に基づく支援内容や専門家の意見、研修等で得られた知識等を活用し、子どもの姿を様々な視点から推察し考察することで、一つひとつの背景(理由)を丁寧に捉えて、保護者の方と共有しながら根拠に基づく支援を目指します。
★3)「発達の土台作り」
上記2)を「個別支援計画書」に表し【療育作り→実践→振り返り】を繰り返します。併せて、保護者の方とのコミュニケーションや学習会等を通じて「わかりやすい療育」を心掛けます。
※あさひ学園は、訓練ではなく、毎日の生活や遊びの場面から、信頼できる大人との関わりや気持ちの交流を図ります。そして、安心できる環境と楽しい活動の中で、身体や手の使い方、身のまわりのこと、お友だちとの関わり方やコミュニケーション等が育めるよう取り組みます。私たち大人が、子どもの気持ちに「共感」することで、子どもが支援を必要とする瞬間にその調整役となり、子どもの経験が拡がるよう支援します。
★4)「相談のしやすさ」
親子で通うことで、保護者の方はスタッフと一緒にお子さんの姿を捉えながらお話をすることができます。スタッフや専門職に困っていること等を話してみることで、考えや気持ちを整理しやすくなったり、次のステップを見出しやすくなったりします。一人で抱え込まないで、一緒に考えていきましょう。
※「家族支援」として、家族参加型の行事があります。普段、一緒に通われることの多いお母さんだけではなく、他のご家族(お父さんや祖父母、きょうだいを含む)もあさひ学園のことを知り、ここでのお子さんの様子を見たり感じたりすることで、あらためてご家族で支え合えるきっかけ作りができたらと思います(年間行事をご参照ください)。
★5)「関係機関との連携」
ライフステージが変化しても、一人ひとりの子どもにとって「切れ目のない支援=親子を中心にして、その周りに位置する関係機関等が、同じような関わり方ができるように情報が共有されたり、支援方法が統一されたりしていること」が実現できるよう、他機関に働きかけています。
保護者の方の希望により、年度末等にスタッフが就園先へ引継ぎに伺ったり、就園後のお子さんの様子についても、保護者の方や就園先と一緒に検討したりしています。
常に清潔感のある施設管理、充実した感染症対策、衛生管理に努めます。
★2)「小牧市の早期療育の拠点」
約半世紀に渡り培ってきた実績と経験値に基づく支援内容や専門家の意見、研修等で得られた知識等を活用し、子どもの姿を様々な視点から推察し考察することで、一つひとつの背景(理由)を丁寧に捉えて、保護者の方と共有しながら根拠に基づく支援を目指します。
★3)「発達の土台作り」
上記2)を「個別支援計画書」に表し【療育作り→実践→振り返り】を繰り返します。併せて、保護者の方とのコミュニケーションや学習会等を通じて「わかりやすい療育」を心掛けます。
※あさひ学園は、訓練ではなく、毎日の生活や遊びの場面から、信頼できる大人との関わりや気持ちの交流を図ります。そして、安心できる環境と楽しい活動の中で、身体や手の使い方、身のまわりのこと、お友だちとの関わり方やコミュニケーション等が育めるよう取り組みます。私たち大人が、子どもの気持ちに「共感」することで、子どもが支援を必要とする瞬間にその調整役となり、子どもの経験が拡がるよう支援します。
★4)「相談のしやすさ」
親子で通うことで、保護者の方はスタッフと一緒にお子さんの姿を捉えながらお話をすることができます。スタッフや専門職に困っていること等を話してみることで、考えや気持ちを整理しやすくなったり、次のステップを見出しやすくなったりします。一人で抱え込まないで、一緒に考えていきましょう。
※「家族支援」として、家族参加型の行事があります。普段、一緒に通われることの多いお母さんだけではなく、他のご家族(お父さんや祖父母、きょうだいを含む)もあさひ学園のことを知り、ここでのお子さんの様子を見たり感じたりすることで、あらためてご家族で支え合えるきっかけ作りができたらと思います(年間行事をご参照ください)。
★5)「関係機関との連携」
ライフステージが変化しても、一人ひとりの子どもにとって「切れ目のない支援=親子を中心にして、その周りに位置する関係機関等が、同じような関わり方ができるように情報が共有されたり、支援方法が統一されたりしていること」が実現できるよう、他機関に働きかけています。
保護者の方の希望により、年度末等にスタッフが就園先へ引継ぎに伺ったり、就園後のお子さんの様子についても、保護者の方や就園先と一緒に検討したりしています。
